2014年6月23日月曜日

しあわせの形

まだ建てたばかりの新しいおうち。
敷地には
おうち、のみ!

お客様が
店に来ていただいたときに
気にいった木を二本持って
そのお家を見に行かせてもらいました

昔はここに
モミジがありました
ミカンがありました
初めて足を運んだけど
昔のそんな話をお聞きして
勝手に懐かしんでしまいました
家を一周して
方角を見て
わ〜ドキドキする!
と、勝手にワクワクして
コーヒーまでいただきました


ゆっくり流れる朝の時間に
わたしもホッとひと息

と、いいながら
バタバタとおうちをあとにしました

帰り際
持っていった二本の木が
玄関前に置いてあるのを
もう一度見て

うれしいわ
木がここにあるだけで
家に命が宿ったみたいね

と、喜んでくださいました
すごくうれしい、共感できる一言でした

もちろん新しいおうちも素敵です
だけど、そこに大切なものや、
大好きなものに囲まれることで
おうちに息吹のような物が感じられます

引っ越しが多いわたしは
いつも明け渡すときの
家具も何もない家が
とても寂しい気持ちになっていました
うーんうまく言えないけど
家の息吹が
止まったような



お店の名前をつけたとき
そんな最初は空箱のようなところに
大切なものをつめこみ
幸せな空間をつくってほしい
そんな幸せのお手伝いがしたいと
空の箱としました
カラの箱じゃないですよ
空みたいに同じ日がないように
変化していく幸せを
そんな意味をこめてつけた名前とは
おきゃくさまはもちろん知らないと思いますが
そう言っていただけて
とても嬉しい、共感の一言でした


明日も
どんな幸せを運び
どんな幸せに会えるだろう
楽しみです





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