2014年2月22日土曜日

それでもわたしは

最近
子どもたちが
お母さんの誕生日に、と
花を買いにきてくれる


こないだは
中1の男の子がきた
照れもせず
ハキハキと

二千円で花束作ってください

と。ご注文。
前から友達だったかのような
不思議な男の子だった。
お母さん何色好きなん。
毎年あげてんの?花を?
とか
世間話にも答えられる男の子だった。

子どもからの予算にしては
高く思ったから
私は思わず
二千円分?
と聞き返してしまった。

そうっす!

花束を作って待ってる間
子どもたちと話すのが好きだ
何年生なの?から始まり
最近の嬉しかった話まで
してくれる子もいる

男の子は
言った
二千円の花束はいつもです。
いつも良くしてくれてるからです。

なんと‼

この年で、親が自分に良くしてくれていることを感謝し、言葉に出来るなんて!
と、感動。

わたしが中1のときは
ひたすら部活に明け暮れ
毎日疲れていた
とにかく毎日が必死だった
お母さんの誕生日は今でこそ
毎年贈っているけど
あのときはお母さんに
何をあげていたかさえ
思い出せない
だから今になって
あの時の分まで感謝したくて
母の日に花を
暮れにはシクラメンを
誕生日には母の好きなものを
贈っている

何回贈るねん
ってなぐらい贈る
けど、贈ってもまだ足りない気がしてる

まぁ、それもいいか、と。

感謝に遅すぎることも
早すぎることも
ないのかもしれない
と、花が言ってるようです


0 件のコメント:

コメントを投稿