小さい頃
ものすごく落書きが好きだった
真っ白いものをみると
紙でも
箱でも
家具でも
壁でも
ドキドキしてしまって
油性マジックやクレパスという
最悪のモノで書いてしまってた
友達の家に行ったら
勉強机がとてもきれかった
それを見て羨ましく思うのに
なぜか自分の勉強机を
落書きでいっぱいにしてしまう矛盾
母は、たまりかねて
壁やふすまに
いくつも模造紙を貼ってくれた
ここに書きなさい‼
母は怒っていたが
真っ白の模造紙に
うわ〜♡と、ヨダレが出るほど
喜んで無心でゴリゴリと絵を書いていた
また書くところがなくなると
新しい模造紙が貼ってあった
母は
こりゃ、ええわ
と、
何回も貼ってくれた
そういう小さい頃の
説明できない癖のようなものが
誰にでもあると思う
今でも
真っ白なコピー用紙にドキドキする
お店には無駄に24色のクレパスが置いてある
白ってとても不思議な色
悲しみにも寄り添い
時には
花嫁さんにも寄り添う
小さい頃から
白に夢中だと
最近、ハッとしました
明日も
誰かの
喜びや悲しみに寄り添い
包んでくれるのでしょう
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